在宅医療
八女発心会では、住み慣れたご自宅で、安心して療養生活を送っていただけるよう、様々な在宅サービスをご提供しています
在宅サービスはどんな時に受けるの?
とある86歳男性のAさん。奥様と2人暮らしです。
ある日、突然肺炎にかかってしまい入院治療が必要になりました。
治療は上手くいき、肺炎自体は治りましたが、ベッドに10日間寝ていたために歩けなくなってしまいました。
主治医からは「退院して良いですよ」と言われています。
Aさんと奥さんは困りました。
「うちには段差もあるし、1人でお風呂も入れないし、トイレにも行けない。
奥さんも高齢で夫の介助を24時間するなんてとても・・・
とても家では暮らせない!
こんな時の介護サービスを受けたい・・・」
介護サービスを利用するのはこんな時です。
- 足腰が立たなくなったから介護を受けたい
- 日中独りになるが、心配・・・
- 認知症が進んで困っている
- がんの治療をしながら自宅で暮らしたい
- 施設サービス(お泊りや入所)を利用したい
でも、介護サービスを受けるためには道のりや不安があります。
市町村に手続きに行って、その後、どんな介護サービスを受けるのかを決めて・・・
お金はどれくらいかかるのかな?
不安は尽きません。
そして無事、要介護の認定がおりました。
しかしその後どんなサービスがどこで受けられるのか、そもそもどんなサービスを受けたら暮らせるのか分かりません。
そんな時、介護サービスを組み合わせてプランを立ててくれるのが、
「介護支援専門員(ケアマネージャー)」です!
Aさんはケアマネージャーと相談し、
- 日中は週に3回 通いの場(デイサービス)を利用し、そこでお風呂に入れてもらう
- 病気が悪くならないか不安なので週1回の訪問看護
- 自力で通院できないので訪問診療
- 家の中で出来ることを増やしたいので週1回の訪問リハビリ
を利用することになりました。
半年後・・・
Aさんは自宅でも出来る事が次第に増え、今も、笑顔で暮らしています。